お薬辞典 







2006年02月13日

治療の基本は「休養」と「投薬」です

 うつ病は,早い段階に適切な治療を受ければ治る病気です病院

 しかし,筆者のように気づかないまま放っておくと慢性化しやすく,再発しやすい特徴があります. うつ病や他の心の病気を治すには,抗うつ薬などの投薬治療が主なものです.薬の種類や最近の治療プロトコルについては,このブログのカテゴリにある投薬法と抗うつ薬などを参照してください.

 ただし,いくら薬を飲んでも,発症のきっかけとなったストレスを受け続けている状態では,明瞭な効果は得られません.薬を飲みつつ,十分な「休養」をとることも必要です.軽度で短期的な治療で働きながらでも治せる場合もあれば,長期にわたる休みが必要になる場合,また家庭で治療しきれない時は入院することもあります.治療をスムーズにするためにも,心の負担になるような環境(学校・会社・家庭など)の調整が必要です.医師と相談しながら,病気の程度や生活スタイルに適した治療をしていきます.


治療が必要と思ったら,,,
●少しでも早く医療機関に相談する: うつ病は適切な治療を早期に受ければ,良くなります.症状に心当たりのある人は,少しでも早くお医者さんへ.

●医師とよく相談して薬を飲みましょう
: 薬の効果が得られるのに2〜4週間かかります.また投薬初期は効果より副作用がでますが,効果が得られる頃には副作用も弱まります.それまでは,薬を信じてみて医師の処方の通り飲み続けてください.

●回復を焦らない
: 下図を見てください.症状が良くなるには時間がかかります.順調に良くなれば3ヶ月程で寛解しますが,6ヶ月〜1年以上,またストレス負荷が続いている状態の場合,予想以上の時間がかかることもあります.
 うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら回復に向かいます.随分良くなったと思っていても,精神面で感情の起伏などはありますから,些細なことでも再燃・再発することもあります.無理せず・焦らず・じっくり病気の治療に専念し,自分の精神状態を整えていきましょう.


●自分の判断で治療をやめない: 治療には,十分量の薬の服用が大切です.また図の回復後でも再発予防のために6ヶ月〜1年ほど投薬を続けます.薬とのお付き合いが長くなると,自己判断やたまたま忘れて薬を飲まなくなる可能性が高くなります. 調子が良くなってくると,つい判っていても自分で薬を減らしたくなります(筆者もしかり).そこでもし服用を止めたり減量すると,再燃・再発するきっかけになってしまいます.もし,薬を減らしたい,変更したいと思ったら,医師と相談して今後の方針を決めるのが再燃・再発予防になります

うつ病の治療経過

 筆者にとっても上記のことが如実に当てはまります.最悪の状態からは薬で抜け出しましたが,トラウマとなった環境から完全離脱できるまで,(両親いわく)目がうつろ,目が据わってた,,,といわれたくらいです雨ところが,完全解放後に長期休養がとれるようになって,治療・投薬方法など医師と相談しながらここまで(ブログという趣味ができるまで)回復しました晴れそして調子がいいと,効いているのか自覚できない薬を減らしたい...(それまでその薬の世話になっておきながら)...と思いましたが,ちゃんと医師と相談してから薬量などの変更をしています.ご覧の方のご参考になれば医師と筆者の相談内容をブログカテゴリの通院記録・処方薬でご確認ください.

 ※うつ病の回復期,元気になってきたからといって,気を抜かないでふらふら...まだまだ,心の中は不安定です!...(予想外の緊急事態うつ病患者の自殺行動はどの時期か? 




by はたけ(^ω^)さん | うつ病や心の病について このエントリーを含むはてなブックマーク
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