お薬辞典 







2007年04月04日

医療の2011年問題

 最近、夜は家族と共にテレビを見る時間が増えました。 以前は週1回に好きな刑事ドラマを見ていたくらいなのですが、少し自室引きこもりから脱出してるのかもしれませんね。

 先日テレビ東京で放送していた「主治医が見つかる診療所 スペシャル」を見ていて、ドキッとすることが議論されていました。

 今回のスペシャルは現場の医師たちと、政策を決めている政治家たちの議論バトルがあったのですが、かなり心配になってしまう情報で、ショッキングな政策が昨年施行されていたことを知りました。。。


なんと、

“療養病床数15万床に削減!”
 
2012年度までに、現在の38万床から15万床に削減するというものがく〜(落胆した顔)


23万床
つまり23万人分のベッドが
病院から消えるというのですあせあせ(飛び散る汗)



 現在入院している患者さん、団塊の世代が一気に退職して、普通に考えれば将来的に病院にお世話になる医療人口がどっと増えるのは明らか。。。今では介護ウツの問題だってあるのに。。。まったく23万人分のベッドをどこに確保するというのでしょう。。。医師たちは政治家にかじりついていましたちっ(怒った顔)
 

 
 
 23万人分のベッドの確保をどうするのか、、、と言う前に、療養病床について説明します。


<減らされる療養病床とは>
 長期の介護や治療を必要とする患者用ベッドのこと。
 療養病床はその目的によって、医療型と介護型に分けられている。
 削減の内訳は、医療型を10万床に削減、介護型は全廃に。


 高齢化社会になっている日本では、高齢者人口と共に、痴呆などで寝たきりの人の人口も増えています。自宅介護も可能な場合があります。介護経験者でないと分からないと思うのですが、寝たきりの人の介護というのは、半端なく大変です。

 床ずれというのをご存知ですか? 寝たきりになると、例え布団の上で寝ていても、畳のような跡が背中にできてしまったり、ずっとあおむけでいるために、体が固まってしまい、ひどい場合圧迫によって血液が十分流れなくなったところに損傷を受けてしまうのです。。。

 そのため寝たきりの人への介護というのは、2時間おきに患者さんの態勢を変えねばなりません。また寝汗をかきますから、布団に敷いたバスタオルの交換などもしなければなりません。私の母の入院時もそうでしたが、タオルだけでも毎日洗濯しなければ追いつかないほど大変でした。それを素人の家族が、自宅で行うのはかなりヘビーです。


私は介護うつまで
併発した経験者ですから将来が怖いふらふら

 


一方、この政策を決定した議員側の対応は次のとおり。。。


<厚生労働省が考えている
         23万床の受け皿>

 ○ 介護老人保健施設・・・短期型療養施設。基本的に3ヶ月で出なければならない。
 ○ 特別養護老人ホーム・・・永住型介護施設。
 ○ 民間老人ホーム
 ○ 在宅ふらふら

 
 病院から23万床を減らす分、2011年度(2012年3月)までに、介護老人保健施設特別養護老人ホームを建てるというのです。。。また、現在の病院の療養病床を介護老人保健施設に切り替え可能とも訴えていましたが、、、

そこには落とし穴がありますたらーっ(汗)


現病院の療養病床から保健施設に変更する場合、施設の設置基準に違いがあるのですバッド(下向き矢印)


 1転換しようとすると、患者100人に対し、医師の数は3人から1人へ減らし、
   介護職員は17人から25人へ増員しなければならない。
 
 2患者1人に対する病床面積も、6.4平方メートル以上から8.0平方メートル以上、
  例えば、4人部屋だった病室は、2012年には3人部屋の扱いとなるのです。
  つまり、患者数を維持するためには、入院スペースを拡大するか、
  病院は、入院患者の数を減らさざるを得ない状況に追い込まれますちっ(怒った顔)
 

 
これらの条件を満たそうとすれば、病院が破たんする危機もあると、VTRでは実際の病院側のコメントがありました。またある議員が出した、厚生労働省のアンケート結果では、療養病床から保健施設に変更できるという病院は、10%程度であって残る90%は施設面・経営的にも無理があると判断しているようです。



  2011年、私の父は75歳になっています。

  持病もちの母は63歳。未だに事故で負傷した左手では踏ん張ることはできません。。。

  父の今の様子では、まだ大丈夫だとは思いますが、母の突然の転落事故のように、いつ何が起きるか分からないのが怪我と病気です。。。


あと4年。。。


それまでに厚生労働省の示した
介護施設が十分に設立されるのでしょうか?


現在の介護施設(民間含め)は、もうすでにほとんど満員です。。。

将来どんどん要介護認定が認められる基準が、厳しくなるかもしれません。。。

団塊の世代退職で、高齢者人口もどっと増えるわけです。
その人たちの受け皿も計算されているのでしょうか。。。


正直、まだ目に見えていない、机上論のようで、実感がありません。
年金受給者のために、人口の少ない若手世代の年金負担が増える一方。


もし、家族に何かあった時、
そして、介護認定を受けれなかったら、
在宅介護を強いられる世の中になる???



核家族化し、共働きが当たり前になってきた日本のライフスタイルで、
仕事と介護の両立って出来るのかしら・・・
ましてやウツ再発リスクのある私に。


また子育てといった家庭を持っている方にとっても、
同様の事が容易にできるのかどうか、
将来の日本に不安を感じましたもうやだ〜(悲しい顔)


より興味のある方は、こちらのコラム もはや他人事ではない 医療の2011年問題ってナンダ  をお読みください。


by はたけ(^ω^)さん | Com(3) | TB(0) | 関連の新聞記事など このエントリーを含むはてなブックマーク
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この記事へのコメント
はじめまして、ドナルドです。
自分も引きこもりでしたが、今は外に出れるようになりました。
23万のベットが消えるのですか?自分には難しすぎるないようですが、確かに大変な問題ですね。
Posted by ドナルド at 2007年04月05日 06:12
ドナルドさん、はじめまして。

そうなんです。。。私にも難しいことなんですが、医療・福祉に関しては、厳しい政策が進んでいるようです。

本当に2011年度までに、受け入れ施設や介護士さん・看護師さん・医師などの数を確保できるのか・・・? 漠然としすぎていて、実感がわかないので、将来に不安を感じました。大丈夫なのかなぁ、将来の日本の医療事情。。。
Posted by はたけ(^ω^)さん at 2007年04月09日 15:55
はじめまして。政治家の世間知らずには本当にむかつきますね。
口先三寸でその場しのぎの公約を口にして、議員の椅子をものにしたら文字通りやりたい放題。高額な議員報酬で私たちの血税を食い荒らし、手前勝手な法案で市民の生活を脅かす。
私はこういう政策の話を聞くたび、いけないとは思いつつも、政治家自身やその家族が心の病や要介護状態に陥ってほしいと心の底から願ってしまいます。
Posted by KIINA at 2007年04月10日 08:37
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