お薬辞典 







2007年06月09日

自殺者9年連続で3万人超す、動機は「健康」「学校」増加

まだ、先週の通院記録をまとめていないのですが、ちょっと気力・準備不足ですので、先に気になる新聞ネタを公開しようと思いますひらめき 他にも気になるネタは満載ですが、今まで注目してきた延長線上の記事を優先的に紹介しますペン


毎年この時期になると、警察庁の自殺者統計が更新されます。
昨年の記録は、まだ小泉政権時で、自殺対策法案と共に記事発表されています。
 >自殺対策法案 vs 8年連続自殺3万人超

また、昨年の労災申請のうち、心臓病・脳疾患だけでなく、精神疾患に関する申請・受理が増加した事も、グラフ統計記事を作成しています。
 >2005年の労災申請・認定 
 
 
そして、今年の警察庁の統計も、最悪の記録続きであり、さらに踏み込んで、「学生・生徒」の自殺についても触れています。。。悲しい現実ですが、現代社会の歪みの表れとして、ここに記録しようと思います。。。 
 
 
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自殺者9年連続で3万人超す 動機は「健康」「学校」増加
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 昨年1年間の全国の自殺者は3万2155人で、9年連続で3万人を超えたことが警察庁のまとめでわかった。

 前年より397人(1・2%)減ったものの、依然として高止まりの状態が続いている。

 60歳以上と19歳以下が前年より増え、中でも「学生・生徒」は886人で、1978年の統計開始以来で最多となった。動機は、景気回復を反映して借金苦などの経済問題は減少したが、健康、勤務、学校問題などが増加した。

 男女別では、男が2万2813人(前年比3・1%減)、女が9342人(同3・7%増)。

 年齢別では、60歳以上が1万1120人(同2・1%増)で最も多く、50歳代7246人(同4・5%減)、40歳代5008人(同3・8%減)の順。50歳代〜20歳代はいずれも前年より減少した。

 一方で、19歳以下は623人で2・5%増え、小学生は14人(前年比7人増)、中学生81人(同15人増)、高校生220人(同5人増)だった。


 遺書があった1万466人の動機をみると、「健康」が4341人(前年比4・7%増)で最も多かった。1043人(同3・2%増)の「家庭」、709人(同8・4%増)の「勤務」、91人(同28・2%増)の「学校」を合わせた4項目は、いずれも統計のある98年以降で最多となった。

 特に学校問題の増加は著しく、警察庁では、今年1月から動機に「いじめ」を新設して調査している。

 一方、動機で2番目に多かった「経済・生活」は3010人で7・5%減。ただ、40歳代と50歳代はこの理由が最も多く、中高年の経済的な困窮ぶりがうかがえる。

 また、インターネットを通じて知り合った集団自殺は56人で、前年より35人減った。
(2007年6月7日 読売新聞)
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この記事から、高齢者と未成年の自殺が増えていることが分かると思います。高齢者の場合、終末医療(ターミナルケア)の問題もあり、介護福祉関連のサービスを満足に受けられない、年金生活では十分な生活ができない、最終的に寿命は延びているものの、痴呆・脳疾患・心疾患・生活習慣病などの患者数も増加しているため、「健康面での不安要素」が影響していると考えられます。。。

一方で未成年(学生・生徒)の自殺に関しては、近年クローズアップされてきたイジメ問題が最近眼目になっていますね。
なぜイジメが横行するのか??? 子供の世界でも、大人同様人間関係(教師やクラスメイトとの相互理解の欠如)に悩んでいる人が少なくないのが現状。 それと大人が成果主義に追われるように、学力問題・受験戦争の過熱ぶりにも翻弄されていると感じる昨今です。 
 
私自身も漠然と進学したので、偉そうなことは言えないのですが、「◎◎を勉強したくて、◇◇高校や◆◆大学の〜学部に進学したい」といった、明確な目標を持って進路を決めている学生はどれだけいるのでしょうか???  とりあえず大学進学・・・具体的目標もなく大学進学してしまい、在学中に将来どんな仕事をしたいとかという具体的な人生の目標を見失って、学問そっちのけで恋愛やらバイトやら、あらゆる人間関係問題に没頭して周りが見えなくなっている人も、相当いると思うのですよ。。。

別に、学生生活で恋愛でもサークルでもアルバイトでも、没頭することを非難しているわけではないのです。勉学以外で没頭して人生経験になっていたら、それはそれで充実した学生生活と自信を持てれるのです。
 
そうではなく、勉学やその他のイベント、多くの場で関わる複雑な人間構図を含め、生活リズムや精神的なバランス(論理的な思考力)が崩れていることはないでしょうか??? 例えば恋愛だけに没頭した例ですと、『人生の盲目状態に陥って我を忘れ』、その関係が破綻すると、死という短絡的な道を考えたり、心の支えを失って脆くも精神不安定になりやすい人が、顕著に目立ってきているのではないか、、、ということ。

恋愛を例に挙げましたが、私の自己体験だけでモノ申しているわけではありません・・・。 この傾向は、別に今も昔も若者に共通する短絡的な発想だと思います(古い例なら、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』の主人公の生きざまですし、この作品によって当時多くの若者が衝動的行動に走ったという歴史的逸話もあります)。それに、よく『若気の至り』と言いますよね。


話が脱線しましたが、学生世代が悩んでいるのは事実でしょうか??? その証拠に、Yahoo!知恵袋などの質問サービスを閲覧してみてください(精神不安定な人は、逆に見ない方がいいです)。 中高生くらいと思われる子ども世代が、進学について悩んでいたり、人間関係に悩んで質問投稿しているケースもあります。私が驚いたのは、リストカットなどの話しもあったことです・・・。
 
では彼らは、担任や両親、スクールカウンセラーと継続的に相談できているか?というと、そうはならない構図が見られます。。。家族や担任からは、「甘えるな」 と叱咤激励されるばかりで、肝心の心の叫びを受け取ってもらえていない人が、ネットに救いを求めているようです。

大人が知らないところで、子供が苦しんでいる。。。子供の叫びがネット世界へと流入してるわけですが、逆にココは危険性の高い世界でもあるのです・・・。出会い系サービスや害の少なそうなブログを皮切りに、悪質な事件に発展しているケースも少なくありません。 肝心な問題点は身近な大人に相談できない環境。大人の世界も不健康で殺伐としていれば、おのずと子供の心の不健康も助長しているのだろうと、私は感じています。 

ご存知ですか? 多感な時期でもある子供たち・・・彼らにだってそれなりにプライドはあるのですよ。 兄弟とか同級生と比べられたりすれば、そのプライドは脆くも崩れて傷つくのがこの世代の辛い所。 反骨精神で立ち向かえとも言いますが、親に立ち向かう気力を失ってしまう 『時代の傾向』 もあるんじゃないでしょうか。。。 親は親で共働きでストレス満杯・・・。子供が主張すれば生意気だと言っては子供扱いして真剣に耳を貸さない・・・、そんな切羽詰まった家族もあると思うのですよ。


不健全な家庭環境で育った子供たちにとって、ストレス発散法は何があるでしょう?

その一つに、イジメがあるのではないでしょうか。

本人は、イジメでなく冗談やゲーム感覚かもしれません。

しかし、虐められてる側にとっては、とてつもないストレス・・・。
学校という社会で孤立し、リストカットや自殺に追い込まれる事件も発生しています。


私も子供の頃いじめられた経験はありますが、幸い今は、昔のことは笑い話になってます。

けど、当時は真剣に悩んでいたし、胃炎になったこともありました。

それだけ、若者というのは、感受性が強くかつ繊細な年代なのですよ。

どれだけの大人が、これを読んでいるか分かりませんが、子供も1人の個人です。
時に対等に向かう時間を持って欲しい・・・、そう切実に思うコト多々ありのこの頃です
ダッシュ(走り出すさま)




働き盛りのうつ病について

2007年5月21日 読売新聞 の特集 「好況の陰 病むニッポン…自殺対策 待ったなし」 では、次のようなことが書かれていました。

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 自殺者数が3万人の大台を超えた1998年は、金融不安が社会を覆っていた時だった。その後、景気が回復しても、高止まりは続き、厚生労働省の統計によると、昨年は8月までは毎月、前年同月を下回っていたのに、9〜11月は3か月連続で上回った。「好景気で自殺が減るかと期待したが、思うようにはいかない」。自殺総合対策大綱の策定にかかわる内閣府の担当者はそう嘆いた。

 過労死弁護団全国連絡会議代表幹事の松丸正弁護士は、「どの会社も派遣社員やアルバイトを多く雇い、その分、少ない正社員の負担が重くなっている。現場を任される20〜30歳代の社員の責任や業務量が増え、労働環境はむしろ悪化した」と指摘している。
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掲示板の常連さんにも、働き盛りの人が何人か参加しらっしゃいます。その人たちの話を聞いているだけで、私は非常に胸が痛みます。どんな変化があれば、働いている人たちにとって、ストレス負荷が低減できるのだろうかと・・・。 どんな経営・企業運営が、働く人の環境を改善してくれるのでしょう。そして個人レベルで出来ることは何があるのでしょうか? 

また、メンタル疾患の闘病記や掲示板などをを覗くと悲しい事実と対面します・・・。うつ病を発症したら最後、職場復帰しても残酷な仕打ちをされる人も。。。 サービス残業は労働基準法37条で、違反行為となっているのですが、残業そのものの認識がない・・・。 24時間働け!という企業もあるのが実社会。。。 私には、そんな不健全な職場から、良質な成果が得られるのかと、甚だ疑問を感じるのですけれどね。。。 睡眠不足でミスも増えるだろうし、過労で職場離脱者が増えれば、仕事分担にも困るでしょ??? なぜ、そんな不健全なシステムが横行しているのか、今もって理解できないのです。 そんなギスギスした環境から生まれるストレス(圧力)が、最終的に家庭に降りかかって、家庭内不和につながって・・・、ドンドン負のスパイラルになっていると思うのは、私だけでしょうか。。。


 美しい日本作りには、日本人の心の美しさから始めたらどうでしょうかね。
 「美しい」という言葉にどこまで意味を含めるかは置いといて、
 ゆとりのある人間関係を日本人のアイデンティティに加えていくのが、
 日本の社会全体的に必要な気がしてならないのでございます。

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この記事へのコメント
う〜ん。。
自殺・・・・
自殺は駄目ですよ・・・
自殺は・・・
自分がそんな事しようとしてたなんて思うと
怖いですよ・・・
悲しいですよ・・・

自殺は駄目ですよ・・・

悲しいですよ・・・。
Posted by のり at 2007年06月09日 20:04
そうなんだよね〜・・・

自殺は駄目よ・・・
 
死んでも何も変わらないけれど、生きていれば悪いことだけでなく良い変化という可能性がある・・・

自殺は未来への可能性を放棄する・・・

うつ病や病気の「症状」で実行してしまう人もいるのだろうけど・・・

「自殺」を考えるようになったら、お医者さん(又は公的機関の生活相談所)に、相談する時だと思う・・・。
Posted by はたけ(^ω^)さん at 2008年05月04日 20:37

自殺を解決するのって
難しいですよね…

だってよくテレビで
<自殺する人を止める地元の人>
みたいな感じのドキュメンタリー
的なテレビあるじゃないですか…
そうゆうのって
止めたはいいけどその人は
借金まみれで家も無い
そんな人は止めたあと
行き場ありませんよね…

その後どうやって生きればいいのかな…?

そう思うと
とっても悲しい

Posted by 匿名希望者? at 2009年08月26日 18:39
匿名希望者さん、コメントありがとうございます(・ω・)
 
「その後どうやって生きれば・・・」
 
ここなんですよね、問題の一つは。

 確か北海道、某自治体の取り組みに、こんな方の例がありました。シングルマザーで生活保護、うつ状態もありフルタイムどころかバイトも難しいという方。自殺やリストカット経験もある方だったと思います。
 
 その方に対し、生活保護担当側は保護費をポンと出してお終いでなく、週に数日かんたんな介護(食事補助など)の仕事を紹介していました。わずかながらもお給料を出し、徐々に社会復帰への道を開いていきましょう、という試みです。
 
 これは、いくつかの介護などの事業者と、自治体の生活保護部署が連携して、その人の生活をバックアップしている良い例だと思います。
 
 問題は、ここまで真剣に生活保護世帯など、鬱とも関連の深い部署が、どこまで社会事業者と連携を取っていくか?こういったシステムに注目し、浸透率を高めていくことが、今後の日本を支えていくのだと思います。
Posted by はたけ(^ω^)さん at 2009年08月26日 19:35
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