お薬辞典 







2017年05月13日

カフェイン飲料(コーヒー等)は鬱に良いのか?

 みなさん、ブログではお久しぶりです(・ω・)

 ちょっと古い文献なのですが、コーヒー・カフェインがうつ病に効く(かもしれない)という論文を見つけました。

 但し書き付きですので、最後までちゃんと読んでくださいね。



 結論から言いますと、コーヒー1日4杯を飲む患者と飲まない患者を比較すると、うつ病の関連リスクが、0.80に減少する。つまり、20%のうつ病リスクが低下と報告されています。

 この研究は、1996年から2006年までの10年間、2607の女性のうつ病ケースを調査したそうです。


RESULTS: During 10 years of follow-up (1996-2006), 2607 incident cases of depression were identified. Compared with women consuming 1 or less cup of caffeinated coffee per week, the multivariate relative risk of depression was 0.85 (95% confidence interval, 0.75-0.95) for those consuming 2 to 3 cups per day and 0.80 (0.64-0.99; P for trend<.001) for those consuming 4 cups per day or more. Multivariate relative risk of depression was 0.80 (95% confidence interval, 0.68-0.95; P for trend=.02) for women in the highest (≥550 mg/d) vs lowest (<100 mg/d) of the 5 caffeine consumption categories. Decaffeinated coffee was not associated with depression risk.

 2011年とちょっと古い文献ではありますし、20%減がそんなに凄いことなのか私には判断がつかないのですが、カフェイン類を適度に摂取するのは、問題なさそうです。

 ただし、夕方以降のカフェイン飲料摂取とパニック発作持ちの人の摂取は、避けた方が良さそうです。

 夕方以降の摂取は夜の睡眠・入眠に悪影響を及ぼします。グッスリ寝たい人は、夕方以降はお勧めしません。

 パニック発作・パニック症状をお持ちの方も、これは古い文献でカフェインは症状を悪化させると言われています。


Caffeine produced significantly greater increases in subject-rated anxiety, nervousness, fear, nausea, palpitations, restlessness, and tremors in the patients compared with healthy subjects.

 上記は論文(1985年)のアブストラクトの一文を引用しています。

 広場恐怖症といったパニック障害の人には、カフェイン摂取により不安や神経過敏、恐怖や吐き気、動悸、焦燥感、震えといった症状が出るようです。

 ですので、うつ病という診断を受けている人は、やはりカフェイン摂取に関しては、各々の主治医さんにまずは相談してみるのが良い、そういう結論に達しました。

 皆さんも、良くも悪くもカフェイン摂取で症状変化があるようでしたら、まずは主治医さんと相談です。

 ■追記:2017/05/18■

 農林水産省から、カフェインの過剰摂取について、注意喚起がでました。
 上記の記事が問題になったわけではありませんが、どんな物質も過剰摂取はいけないようです。

 下記のURL(農水省のホームページ)で、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン含量が解りますので、目安にしてください。特に、エナジードリンク系は1日に何本も飲まない方が良いという見解が述べられています。ご注意ください。




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