お薬辞典 













2008年02月16日

トラウマ

トラウマ・・・一般には 『心的外傷』 といわれています。

この用語はフロイトが提唱したもの。

 フロイトは外見的・身体的な外傷とは別に、心的な外傷によって精神的な疾患を引き起こすという意味合いで、トラウマ(trauma)という単語を使いました。

 ただ英単語のtraumaは、外見・身体的な外傷の意味も含むため、心的外傷を示唆する場合は、『emotional trauma / psychical trauma』 と言います。
 

 精神的に強いダメージを与え続けるトラウマ。阪神大震災の時など、トラウマによるPTSDといった疾患が注目された事もありました。戦争・犯罪・災害・虐待・・・強烈な精神的ダメージを記憶に焼きつけてしまった被害者側にとって、苦痛極まりない非可逆的な現象です。
 
忘れたくても忘れられない。
それがトラウマなんです。

 
 
 
私の場合のトラウマは、いくつかあります。

程度の高い順に挙げていきます。

 中絶手術>(彼を失った)>業績をふいにし研究者の道を断念
 >共に努力してきた仲間との強制離別(研究の世界から身を引いた)


 2番目に挙げている、彼を失った、に関して。 理性的には、今はほとんど気にしていません。そっくりな人を街で見かけたとき、『ギョッ』っとしたことはありますが。今はもう結婚もされて、たぶん幸せに生活してるだろうし、研究者としても上手くやっていると思うし、、、あの研究分野から離れた立場にいるので、今はワザワザ彼の事を私的にも公的にも考える機会はありません。

 ただ、意外な事に、夢には生々しく出てくることがあります。
 プライベートな付き合いの内容や、公的なシーン、様々なシチュエーションで。
 一番目覚めが悪いと感じます。


 
 1番目の中絶手術。これは2回ある時期、今月もそうなのですが、そういう時期に時々不安定になる日があります。夢にも出てきます。夢の中なのに、手術室で目覚めたシーンが出てきます。腹部にわずかな痛みを感じながら、腕には点滴を打たれ、私は白い天井を見つめながら、ただただ泣いている。 

 本当に目が覚めた時も、涙が出ています。
 目覚めが悪いというよりも、ただただ悲しみの感情だけが私の中に溢れます。
 
 先月くらいから、子供に関するトラウマ・フラッシュバックで頓服を飲むことがあります。

 もしもあの時、子どもたちを生んでいたら、今春2人目の子が小学生になります。時間が経つのは早いもの。もうすぐ1人目の子の中絶日があり、命を奪った日を迎えます。

 世間では、子供が犠牲になる・巻き込まれる・加害者になる事件が後を絶ちません
 子殺しをし親になる自信もない、そんな私が言うのも憚られると思いますが・・・
 ランドセルを待ち遠しにしている子供たちの顔を想像すると、涙が止まりません。
 
 きっと、私の中で1番大きなトラウマであり、これからも心の整理が不完全なら、生活に支障が出るであろうことは、彼の事よりも子供の事だと感じています。

 

 3番目以降の業績や仲間(先生や先輩を含め)を失った事。もうその世界と縁を切ったのですから、理性では考えないようにしていますし、お中元や年賀状なども父に任せています。ただ、やはり、今の自分の立場が経済的・社会的に自立していないこともあって、将来を諦めたという決断は、やはり一つのトラウマとして時々フラッシュバックのように夢に出てきます。
 
 ただメンバーが通り過ぎる夢ならいいのです。
 そうでなく、夢の中で、叱られている・・・
 非難を浴びている・・・
 自分にとって不利なシチュエーションの夢の時は、やはり目覚めが良くはありません。
 程度が酷ければ、やはり頓服を飲むのですが、頓服で寝逃げして、また夢に出てくる・・・
 そういう悪循環の時もあって、最悪の数日間が続くこともあります。
 
 そんなときは、部屋から一歩も出れません。布団から出られないというのが正しいかな。
 現実逃避に音楽を聴いたり、頭の中だけで創作活動をして、現実逃避をするのですが、寝入ったら最後、悪い日にはとことん悪い夢をみ続けます。




 これらの精神的問題を少しずつでも解決すべく、今日はクリニックに 『カウンセリング』 を受けに行ってきます。 他にも、頭の中に抱えている問題はいっぱいあるのですが、やはり根底にある問題から解消していった方がいいのだろうな、そう考えて、今ここで頭の整理をしてみました。

 先生でなくカウンセラーさんによるカウンセリングに、クライアントとして会うのは初めてなのですが、マッチした関係が築けるといいなと思います。




by はたけ(^ω^)さん | Com(2) | TB(0) | うつ病や心の病について2 このエントリーを含むはてなブックマーク
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この記事へのコメント
はたけさん、大丈夫ですか?私も今では10年以上経った中絶はとても辛い出来事でした。おののいて相手に妊娠を伝えると、中絶費用は半分だぜ、と言われ、中絶手術は全身麻酔で、手術日、来ると言った彼は来ず、私は麻酔から覚めると、ひとりでタクシーでアパートに帰りました。その後も彼はコンドームを使ってくれませんでした。彼が海外転勤になって、私の不倫関係は終わりました。どうしてもっと自分を大切に扱えなかったのか、私にはわかりません。はたけさんの傷も私の傷も癒えますように。
Posted by とこ at 2008年02月22日 09:30
とこさん、コメントありがとうございます。

悶々することはあるのですが、トラウマ対処にかんしては、カウンセリングで模索になりました。

とこさんも、お辛い経験がおありなんですね。『不倫』・・・公にできない付き合いというのだけでも、心的負担は大きいものです・・・中絶はさらに抉るような追い打ちですね・・・


(私の場合は中絶後、自分が真の恋人だと信じて同研究室に進学。でも、恋愛関係を秘密にさせられてました。研究室内のある先輩が正妻状態で、その噂話に苦悩する毎日でした。実際その先輩と二股されてたという顛末でしたが・・・)。


私の方は一歩踏み出した感じです(詳しくは後日談を)。

とこさんの心の傷も、日常生活に悪影響を及ぼしている状況でしたら・・・何かしら消化なり対処方法が見つかるといいなと、願っております。。。





■閲覧者の皆様へ■
 この記事は私の心の整理であり、毒吐きであり、とても灰汁の強い内容です。

 カウンセリング前に必要とかんじた、私なりの心の整頓作業でした。

 感受性豊かな訪問者さんの中には、悪影響(不安の連鎖など)が起きないでほしいとも願っています。。。
Posted by はたけ(^ω^)さん at 2008年02月22日 12:28
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