お薬辞典 







2006年01月17日

限界と思った日

 目覚めると,涙が止まらず,死ぬことばかり考える不安な一日が始まりました.特に午前中はうつ状態がひどく,もうこれ以上は本当に危険,,,命を絶つかもしれない,,,と思うほど泣きながら切羽詰った今日,病院へ行くことを決意しました.


 まず,車でいける距離のS医院に電話すると予約でいっぱいとのこと.絶対に今日行く,と決めていたので,次にAクリニックに電話しました.Aクリニックは先月末に開業したこともあってか,今日でも見てくれるというので午後に予約をいれ,親には友人に会いに行くといって外出しました.

 Aクリニックに到着してから,受付で手続きをし,ゆったりとしたソファーで院内のクラシックを聞きながら問診表を書きました.症状やアレルギーの有無など定例の質問に答え,私のこれまでの出来事や傷心,またこれから卒業するまでの3ヶ月間をどう乗り切るかという不安を書きました.


 しばらくすると診察室に呼ばれ,思っていたよりも若いO先生が診察してくれました.まず先生は現在の症状を聞き,いくつか質問を始めました. 睡眠,食欲,不安感について,潔癖症であるか,突然のめまいや吐き気はあるか,動悸やふるえはあるか,などなどです.


 一通り終えたあと先生いわく,「今の質問は,あなたがうつ病パニック障害かを判断するものです.そしてあなたの場合,うつ病と判断できるでしょう.」
 さらに先生は,「発病のきっかけや背景を知りたいので個人的なことを教えてください.でも,話したくないことならば,話さなくても結構ですよ」とおっしゃったので,問診表で書ききれなかったことをできるだけ吐き出しました.

 その後にゆっくりと先生は,「あなたはこれまで多くの出来事に悩み,しかも学校の友人や家族にすら相談できない状態でしたね.随分と長い間,,ダメージが大きい精神的ストレスを溜め込み,さぞ辛かったでしょうね.」とおっしゃり,そのとたん私は一気に涙が出ました...
 しばらくして,「あなたは長期間うつ状態を放置してしまったから,おそらくその分,,,治療は長期戦になると思う.けれども,今は抗うつ薬で十分治療できるから,安心してください.」.先生と私は今後の相談をしました.まだ,卒業までに論文をなんとか発表しなければなりません.先生は,精神病薬ビギナーの私に,普段は論文書きができるよう眠気の少ない抗うつ薬処方をしてくれ,まず1週間,薬が体に合うか経過観測することになりました.

<治療費と薬代(3割負担)>
治療費 2530円
薬代    790円
 ・ドグマチール50mg  3錠/日
 ・セディール5mg    3錠/日
 ・レンドルミン0.25mg 1錠/日

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2006年01月10日

病院探し

 人間関係のつまづき  でうつ病発症の経緯を述べました.この時点では実家に戻っていたといっても,親は私の身の上に何がおきているか知りませんでした.自分が抱えている悩みや,多くの人に大嘘をついている罪悪感など,一切のことを一人で抱え込めず,かといって親にも言えませんでした.

 私には統合失調症月経前不機嫌性障害などで,普段から精神科に通っている知人がいます.そのこともあって,躊躇なく精神科の病院を探しました.自宅近くに総合病院がありますが,そこだとご近所さんに遭遇する確立が高いので避けました.ネット検索で調べても,いまいち信頼できるか不安が残りました.

 たまたま,新しくなったタウンページがきていたので見てみると,先月開業したという精神科心療内科クリニックの大きな広告があり,HP内の院内風景もきれいだったので,S市のAクリニックに目星をつけました.それから,実家のあるF市内のS医院もチェックしました.

 この時期の私は朝は涙が止まりませんが,夕方には落ち着くので,この時には電話するのを躊躇い,もうしばらく様子を見ることにしました.

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2006年01月01日

人間関係のつまづき

 私は大学から研究生・大学院の6年間,5歳年上のTさんと交際していました. 


 そして20歳22歳に2人の子供を授かりましたが反対されて中絶しました. このころから,どうやらうつ病のサインが出ていたようです.<

 
某有名大学に進学し忙しい彼には,心配をかけれず相談もしづらく,私は心の悩みを一人で抱え込んでしまいました. 夜になれば,子供への罪悪感や喪失感でいっぱいで涙が止まらない日が続き,そのうち,朝から晩までそんな状態で,卒論時期でも2週間風邪と偽って休んだほどでした.


 卒業後,私自身も彼と同じ研究室に進学し,気分も新たに研究や私生活が送れると思っていました.

 しかし現実は,彼と研究室のある先輩との噂話にさいなまれ(実際,噂ではなかったのだけど),それでも彼の言葉を信じて,すがる思いで3年間生活してきました.

 事実,その先輩が留学中には,とても幸せな時間が流れました...


 しかし,問題の先輩が留学から戻ってきた去年から事態は悪化しました. 彼となかなか連絡が取れなくなり,9月にはあの先輩を相手に彼に二股かけられていたことが明確になり,彼との間にあった幸せも,すがるものも,何もかも失い,私のすべてが打ち砕かれてしまったのです.

 いったんは大学で平然と研究生活を過ごせたけれど,それでも理性が保てなくなり,またも朝から晩まで泣き崩れ,大学にも行かず,目が覚めれば死ぬことを考え,泣き疲れたらアルコールで眠り,また目が覚めれば...


 このままこの地にいれば,おそらく自殺を実行してしまう.
 かすかな理性を頼りに,大学側に『親の介護』と大嘘をつき,10月に実家に戻ってきました.おかげで,少しストレスから解放されたように元気になり,しばらくは友人にも会うことができました.



 けれど死神は年末から襲ってきました.


 修論準備で,先生やあの先輩から連絡が来るたび,研究室への不安だけでなく,また,子供を失ったこと,彼を失ったこと,さらに自分の大学での信頼や業績までふいにしたこと... 一方であの先輩を恨むつもりはないのに,結果として研究上,仕事を彼女らに押し付け迷惑をかけたことへの罪悪感... 数限りない悲しみ辛さ罪悪感,喪失感とともに涙が溢れ出し,死という言葉が何度も脳裏をよぎる.




 そして1月,家族に泣き顔をみせるわけにもいかず,1週間ベッドから出ることすらできなくなってしまいました... 


理性で感情のコントロールがここまでできなくなってしまった,もう病院へ行こうと考えたのです.

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