お薬辞典 







2013年11月06日

月経前不快気分障害「PMDD」は鬱の一種

 かなり前に月経前不機嫌性障と紹介した、月経前不快気分障害「PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder)」について、また記事が出ていたので紹介しようと思います。
  
 月経前、心身に不調を感じる女性は2〜5割とされ、中でも特に精神症状が重い場合、鬱病の一種である「月経前不快気分障害」(PMDD)の可能性があると言われています。PMDDは日本ではあまり知られていませんが、服薬で治療が可能です。

 『分かりやすく言うと、PMDDは月経前だけに起こる鬱病」と説明する。月経の7〜10日前に症状が出始め、月経開始とともに症状は消える。だるさやむくみ、不安感など月経前に心身に症状が出る「月経前症候群」(PMS)に比べ、精神的な症状が重い。 


 日本ではPMDDはあまり知られていないが、国際的には鬱病の一種として認められている。今年5月、アメリカ精神医学会がPMDDを鬱病の一つとして認め、診断基準を定めた。 


 PMDDは、イライラ感や不安感が強かったり、怒りっぽくなり、感情のコントロールができなくなったりなど不安系の症状が強いのが特徴だという。体に起こる症状では、食べ過ぎたり、異様に眠くなったりする。体が膨らんでいるように感じる人もいるという。「月経前以外の時期には症状が治まり、普段通りの生活が営めるのが他の鬱病との大きな違い』

 >>http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/131106/lif13110608010000-n1.html
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by はたけ(^ω^)さん | うつ病や心の病について このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月04日

うつ病は身体能力を奪う

 うつ病を発症してからというもの、、、正確には仮面うつ病状態だったころも含めます、、、随分と体力やエネルギーの消費が早いと感じています。

 一言でまとめるなら、

うつ病になると、省エネ体質でなくなる

 という感じです。エネルギー消費があっという間なんです。持久戦に弱い・・・それもかなり短期で充電が切れて、精神的・身体的な症状が再度現れてくる・・・そんな厄介さを昨年痛感いたしました。


 先日の記事 頭痛 にても触れましたが、私の場合は精神的に鬱に落ちる場合と多少の運動(通院や単発のアルバイト)や、天候の変化等で、肩こり・頭痛という身体症状が顕著な場合があります。



 一番厄介だと思うのが、疲労のリバウンドによる燃え尽き症候群の状態。

 体力的に起き上がることすらできない、気力・集中力の低下という症状も顕著です。寝てエネルギーの充電をしなければならず、なんとも回復までに時間がかかる事です。

 もちろん、運動不足も原因ではあります。

 ただ、ちょっと外出しただけで、顔が真っ赤になり発熱・炎症をしている状態になり、他人(親)が見ても無理をしているというのが明瞭に判るのです。 発熱状態からさらに無理をすると、腕すら上がらないような肩こりが左肩に発生します。頭痛の方は低気圧とか天候由来、あるいは精神的負担がかかった時の方が発生しやすいです。

 アルバイトなどで一気にエネルギーを消耗した次の日は、いわゆる筋肉痛の感じ。運動不足がたたってるのはもちろんなんですが、睡眠薬を飲んでいないのに全く目が覚めない状態、起こされても寝ぼけている。結局、起きることすらままならず、その日は丸1日起きることもできません。

 毎日のように働きたいと考えていますが、精神面で急に燃え尽き症候群状態でやる気が消滅しないかとか、体力面で一気に倒れてしまわないか。。。これが一番怖いことなんです。。。実際がこの有様ですので、今は初心に帰って、規則正しい生活や散歩などリハビリを再開したいところです。。。ただ、トラウマ期の冬はどうも私には鬼門のようですたらーっ(汗)
 
>>うつ病は身体能力を奪う病だ

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2006年02月18日

ご家族の方へ

 うつ病は日常のストレスからくる悲しみや,不安,むなしさといったゆううつな気分や無気力といった状態が,長期間回復せず日常生活に支障をきたしてしまう病気です.気持ちの問題ではなく,脳内のセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質のはたらきがわるくなることによって起こると考えられています....

 是非,患者さんを支える人・ご家族には,うつ病というのがどんなものなのか,注意点・タブーなどがあるということを,ご理解いただけると,患者さんにとっても心の負担から,その人への信頼につながります.逆に,タブーを続けることで,信頼を失いかねなく,危険な状態にも陥りかねない病気だと理解して欲しいです...
 


 

>>患者さんと接する時のポイント

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2006年02月14日

心や体の不調が続くのは「うつ病」と関係している?

 うつ病は,ゆううつ感や無気力な状態が長い期間続き,日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です.個人の性格や単なる気の持ちようでは治らず,適切な精神科医による治療が必要です.厚生労働省による調査では,日本人におけるうつ病の有病率は6.5%と報告されており,日本人の15人に1人は一生に1度はうつ病にかかる可能性があると考えられます.そこで,筆者の治療体験に加え,一般的なうつ病の概要を挙げます.

うつ100のサイン-意外に知られていない,こんな症状 早期発見のためのチェック・シート
うつの治し方―治療、家族の接し方、ケアのしかたから再発防止まで

<うつ病になりやすいタイプの人>
(これらのタイプの人が全て発病するわけではありません)
●仕事熱心,生真面目,几帳面,物事に徹底的にこだわる人.
●世間の秩序を守り,常識を大切にし,いつも自分より他人に気を使う人.

<発病のきっかけや原因>
●心理的な負担: 仕事や家庭内のトラブルによる過労.職場の異動や退職,引越しなど環境の変化.子供のひとり立ち,肉親の死去などの喪失体験.
●身体的な負担: 妊娠,出産,閉経,リウマチ,老年痴呆,脳梗塞後遺症など.
●薬の副作用 : 高血圧治療薬,経口避妊薬,副腎皮質ホルモン剤,インターフェロンなど.

<精神面や身体面に現れる症状>
●気分の症状: 気分が落ち込む.自信が無くなる.
●思考の症状: 集中力,判断力の低下.あせって,イライラする.悲観的で自責的な考えになる.
●意欲の症状: 気力が無くなり,おっくうになる.楽しいと感じれず興味が無くなる.
●身体の症状: 不眠,食欲低下(増大),胃がむかつく,だるい,肩こり,頭痛,息切れ,便秘,性欲の低下. (うつ病の特徴のひとつに,午前中は元気がないが,夕方以降になるとある程度元気になる・・・つまり体内リズムがズレてしまっていることがあります)

 うつ病の発症には,,,病気や怪我,学校や職場の人間関係,家族との離別・死別,,,といった日常生活のストレスと関係があるといわれています.過剰なストレスのために病状が出ていても,自分では病気と気づかないこともあります.最近疲れている人,精神的には気づいていないけれど身体の症状が酷い人,そして筆者のようにすでに医師のもとで治療している人など,ストレスをためない生活をおくることが,うつ病の予防・回復につながります晴れ


そのためには,次の項目を習慣づける心がけが必要です.

●自分の性格を知る: 前述のような性格の人は,自分の性格を肝に銘じておくくらいの方がいいです.
●がんばり過ぎない: 少し休んだからといって,遅れを取り戻そうと焦らず,気持ちに余裕を持たせましょう.
●自分への負担を軽くする: 一人で抱え込まず,他の人に相談して,手伝ってもらい,なるべく負担を軽くするようにしましょう.
●マイペースな生活を: 他人を気にせず,ゆったりマイペースを保ちましょう.
●環境が変化するときは,休養を取る: 引越しや配置変えなど,自分の立場が変化したときは,家族や友人と話す時間を作ったりして,ゆったりとしたマイペースを再構築するようにしましょう.
●アルコールの飲みすぎに注意: 適度なアルコール摂取はリラックス効果がありますが,大量飲酒は体に毒です...

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2006年02月13日

治療の基本は「休養」と「投薬」です

 うつ病は,早い段階に適切な治療を受ければ治る病気です病院

 しかし,筆者のように気づかないまま放っておくと慢性化しやすく,再発しやすい特徴があります. うつ病や他の心の病気を治すには,抗うつ薬などの投薬治療が主なものです.薬の種類や最近の治療プロトコルについては,このブログのカテゴリにある投薬法と抗うつ薬などを参照してください.

 ただし,いくら薬を飲んでも,発症のきっかけとなったストレスを受け続けている状態では,明瞭な効果は得られません.薬を飲みつつ,十分な「休養」をとることも必要です.軽度で短期的な治療で働きながらでも治せる場合もあれば,長期にわたる休みが必要になる場合,また家庭で治療しきれない時は入院することもあります.治療をスムーズにするためにも,心の負担になるような環境(学校・会社・家庭など)の調整が必要です.医師と相談しながら,病気の程度や生活スタイルに適した治療をしていきます.


治療が必要と思ったら,,,
●少しでも早く医療機関に相談する: うつ病は適切な治療を早期に受ければ,良くなります.症状に心当たりのある人は,少しでも早くお医者さんへ.

●医師とよく相談して薬を飲みましょう
: 薬の効果が得られるのに2〜4週間かかります.また投薬初期は効果より副作用がでますが,効果が得られる頃には副作用も弱まります.それまでは,薬を信じてみて医師の処方の通り飲み続けてください.

●回復を焦らない
: 下図を見てください.症状が良くなるには時間がかかります.順調に良くなれば3ヶ月程で寛解しますが,6ヶ月〜1年以上,またストレス負荷が続いている状態の場合,予想以上の時間がかかることもあります.
 うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら回復に向かいます.随分良くなったと思っていても,精神面で感情の起伏などはありますから,些細なことでも再燃・再発することもあります.無理せず・焦らず・じっくり病気の治療に専念し,自分の精神状態を整えていきましょう.


●自分の判断で治療をやめない: 治療には,十分量の薬の服用が大切です.また図の回復後でも再発予防のために6ヶ月〜1年ほど投薬を続けます.薬とのお付き合いが長くなると,自己判断やたまたま忘れて薬を飲まなくなる可能性が高くなります. 調子が良くなってくると,つい判っていても自分で薬を減らしたくなります(筆者もしかり).そこでもし服用を止めたり減量すると,再燃・再発するきっかけになってしまいます.もし,薬を減らしたい,変更したいと思ったら,医師と相談して今後の方針を決めるのが再燃・再発予防になります

うつ病の治療経過

 筆者にとっても上記のことが如実に当てはまります.最悪の状態からは薬で抜け出しましたが,トラウマとなった環境から完全離脱できるまで,(両親いわく)目がうつろ,目が据わってた,,,といわれたくらいです雨ところが,完全解放後に長期休養がとれるようになって,治療・投薬方法など医師と相談しながらここまで(ブログという趣味ができるまで)回復しました晴れそして調子がいいと,効いているのか自覚できない薬を減らしたい...(それまでその薬の世話になっておきながら)...と思いましたが,ちゃんと医師と相談してから薬量などの変更をしています.ご覧の方のご参考になれば医師と筆者の相談内容をブログカテゴリの通院記録・処方薬でご確認ください.

 ※うつ病の回復期,元気になってきたからといって,気を抜かないでふらふら...まだまだ,心の中は不安定です!...(予想外の緊急事態うつ病患者の自殺行動はどの時期か? 


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2006年02月12日

いろいろなうつ病があります

 うつ病には次のようなタイプがあります

<仮面うつ病>
 心の症状はそれほど目立たず,体の症状が前面に出てきます.ゆううつな気分が少ないために,うつ病と判りにくく治療が遅れる原因にもなります.特にこの数年,非常に増えているといわれています.過剰労働のために仮面うつ状態になっても,精神科ではなく,内科や整形外科などを受診する人が大半なのです.その場合,「なんでもないと言われる」ケースと「正しい精神科内容の治療をしてくれる」ケースは50%・50%です.病院へ行っても治らない...そんな時は,躊躇わずに精神科・心療内科を受診することをお勧めします. 筆者も酷い肩こりという形でうつ病のサインが出たのに病院へ行きませんでした.そして,重度のうつ病になってようやく受診したのです.
うつ100のサイン-意外に知られていない,こんな症状 早期発見のためのチェック・シート 


<躁うつ病>
 愉快で爽快な躁の気分が続く躁状態と,ゆううつなうつ状態を繰り返します.躁状態とうつ状態の期間は,数週間から数ヶ月くらいが普通です.躁状態のときには,気持ちが高揚して自信に満ちており,むしろやりすぎと思われるほど行動的になったり声が大きくなったりします.それが,うつ状態になると,全く逆転してしまい,うつ病と同じ症状を呈します. なお,筆者の場合うつ病ですが,医師が治療の過程で『強い抗うつ薬を投与して「躁転」する』ことがないよう慎重に薬を選んでいました.

<慢性的な病気とうつ病>
 糖尿病や高血圧,リウマチなど慢性的な病気は,治療や日常生活の管理などがストレスとなって,時にうつ状態を伴うこともあります.そして多くの場合,「最近,元気が無いのは病気だからしかたない...」と片付けてしまいがちなのですが,うつ状態をそのままにしておくと,糖尿病や高血圧など基礎疾患に対する治療意欲の低下にもつながりますゆううつな気分や落ち込みが気になったら,担当の医師に相談し,早めに対処することが大切です.


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