お薬辞典 













2006年08月15日

心の病は,実は栄養欠損

診たて違いの心の病―実は栄養欠損だった!
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この本は,先日 精神疾患への栄養療法 で紹介した溝口先生の書かれた本です.心の病の多くが,実は栄養欠損であるという切り口で書かれています. また,多くの病気の治療に対して薬を使わずに,食事の指導と栄養素がもつ作用によってのみ治療を行う「栄養療法」について,実際の症例とともに解説されています.

他にも著書に 医師が選択した驚異の『栄養療法』 , 「私」に還る処方箋―こころと体をつなぐ栄養の魅力 があります.この2冊をわかりやすくまとめられたのが,今回紹介している本になります.

精神疾患と思っていた症状が,実は別の要因で起きていることは,どうもよくあるようです(筆者ですら貧血症状を,うつ病のせいだと思っていました).ただ全てを栄養療法で解決するとまでは,筆者は思っていません.あくまで主治医の治療・処方を主軸に,補助的に溝口先生の栄養療法を取り入れたいと思っているので,これらの書籍を参考に食事やサプリメント調整をしようと思います.
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DHCコエンザイムCOQ10 20日分




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2006年05月20日

長期化の予防とその対策

うつ病の治療ポイント―長期化の予防とその対策おすすめ度
うつ病の治療ポイント

  うつ病は早期発見・早期治療ができれば,回復・職場復帰にも時間がかからない病気です.
 
  しかしながら,仮面うつ等が多くなった現在,発見・治療が遅くなり,患者さんの中には数年単位で治療を続けている人も少なくありません. そして,筆者も5年近くうつ症状に気づかずに生活し,限界を超えてから始めて病院に行った典型的仮面うつ病でした.早い人に比べれば,筆者の治りは遅く,それ以上に何年もうつ症状に悩んでいる人もいるのが現実です. 
 
 

>>長期化する前に




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2006年04月03日

チーム医療のための最新精神医学ハンドブック

チーム医療のための最新精神医学ハンドブックおすすめ度
チーム医療

この本は,患者さんやご家族のための本ではありません.うつ病を始めとする精神疾患・障害は急激に増えています.このような実社会で,それぞれの医療機関医師カウンセラーなどが個々で患者を対応しきれない状態も生じつつあります.

 
  例えば,同じ患者さんに対して,精神科医だけでなく看護士やカウンセラーがつくこともありますし,病気の予後について精神医学ソーシャルワーカーと相談するなど,1人の患者に複数の人間が立ち会うわけです.これは逆に患者にとって精神的負担になることもあります.そういうとき,どれだけその患者についての情報をうまく共有できるかがポイントになるわけです.
 
この本では,精神科医,看護師,臨床心理士,精神保健福祉士,作業療法士...さまざまな立場のスタッフがどう連携するかをハンドブックにしたものです.また,これらの人々にとって,教育・養成機関などで必須のハンドブックとなっているようです.




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社員の健康管理と使用者責任

社員の健康管理と使用者責任おすすめ度
社員の健康管理と使用者責任

  このブログでは,うつ病を主軸に,自殺・労災に関するニュースにも注目してまいりました.この本を紹介するのも,その一環だと思ってください.

 
  労働者である社員の健康管理に関するトラブルについて判例を紹介しています.さらにそこから,雇用時の健康診断について,社員のメンタルヘルスと労務管理について,ついには過労死・過労自殺に対する労災認定・裁判例まで挙げています. この本は徹底して,社員のメンタルヘルスを管理するための実務的な解説本・マニュアル本です.
 

  全ての会社で社員のメンタルヘルスを重んじるかといえば,答えはNOでしょう. しかし,ニュースで労災問題や自殺問題が取り上げられる昨今,会社・企業という組織の中で,社員と上司の関係だけでなく,社員の健康管理する責任者が間に入る隙間があっても不思議ではないと思うのです.社員自身がメンタルヘルスを疎かにする体質なのか,上司が無理やり押し付けているのか,,,こんなとき仲介者が両者の関係を客観的に指摘できれば,仕事の悩みの種も労災問題も健康的に減ると,筆者は期待しています.





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2006年04月01日

IT系の会社員は必読?

ITエンジニアの心の病おすすめ度
ITエンジニアの心の病

ITエンジニアの「心の病」
       ・・・技術者がとりつかれやすい30の疾患


 「ITエンジニアがかかりやすい心の病とは何か」.「万が一,心の病に陥った後のケアはどうすべきか」.この本では精神医学の専門家が,ITエンジニアを対象として,心の病のケアに必要な知識やノウハウを提供しています.

筆者のIT系の仕事をしている知人に聞いても,心の病を抱えながら働いている人が結構いるようです.心当たりのある人は,この本でチェックしてみてください?y?? 

さらに,この本は心の病防止策についても触れています.IT企業で人事や総務を担当している人はもちろん,部下を指導する立場にあるマネージャー層やITエンジニア個々人にも一読してほしい本です.





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2006年03月08日

SNRIのすべて

SNRIのすべて
SNRIのすべて
 近年の
うつ病の治療プロトコルはSSRIまたはSNRIから投薬を開始するのが通例と成っています.正直に言えば,最初筆者が充てられる治療薬はSSRIだと思っていました.それはSSRIのパンフレットや広告が多かっただけでなく,うつ病不安落ち込みが酷かったこと,時々パニック発作があったたため,おおよそSSRIの適用に一致すると考えていたからです.

 ところが,筆者が勧められた抗うつ薬SNRIトレドミンでした.そこで,急遽,目を通した医学参考書が「SNRIのすべて」です.


内容から一部抜粋しますと,,,2000年10月に日本の臨床現場に導入されたのが,SNRIの一種ミルナシプランです.この薬はフランスで開発され,日本には比較的早く導入,開発治験も終了していました.治験に参加した方の感想は,ミルナシプランの効果はすぐれており,副作用も少なく期待の新薬であったとのことです.....なお,この本は2002年に発行されていますから,およそ2年で国内の医師らが創刊したとなると,かなりこのSNRIに期待している感が否めません.


やはり医学専門書なだけあって,最初の薬理編の全ては理解できませんでした.しかし第3章の治療編で述べられる再発防止効果についてや,第4章の治療上の注意の内容の副作用についてでは,患者としても知っておきたい事柄を教えてくれました.また,最終編に安全性についても述べられており,SNRIの治療過程において「うつ病の自殺予防」についても注目しています.




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2006年03月06日

SSRIのすべて

SSRIのすべて―うつと不安を中心に
SSRIのすべて


この本は,筆者が今後抗うつ薬を本格的なものに変更しようと考えた頃に,目を通した医学参考書です. なぜなら,近年のうつ病の治療プロトコルはSSRIまたはSNRIから投薬を開始するのが通例と成っているからです.
本の内容は,最近のうつ病の動向や診断のポイントなどを紹介するとともに可能な限り5種類の抗うつ薬それぞれの特徴にふれながらSSRIの有効性と安全性を概説しています

確かに専門書なだけあって,全てを理解できるわけではありませんが,第4部のSSRIによるうつ病治療を考える,や他の疾患への応用など,患者として知っておきたい治療内容を勉強できる参考書です.また,最終部に今後の展望が述べられており,SSRIが今後,精神疾患に関して主力の薬のひとつになることが予想されます.




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