お薬辞典 







2014年07月27日

夏季うつ病には温暖化はキツイ

 いや〜、まだ7月だというのに、暑いですね。これから8月や残暑の9月が気になって仕方がないです。

 うつ病といった精神疾患の患者さんは労災認定数が年々増加しているというのは先日もグラフ付きでお伝えしました。

 気温が上がれば、冬季うつ病といった気象うつ病あたりは若干でも減りそうなものなんですが、逆に暑い時期にもなる精神疾患(夏季うつ病)というのもあるようです。

 冬は食欲が上がりますが、夏は食欲減退。冬は過眠、夏は不眠。冬にも夏にも抑うつ症状が出る。

 冬季うつと夏季うつの違いや共通点はこんなところでしょうか。


 そんな夏季うつ病にとっては、温暖化は最悪の事態かと思います。

 どれくらい気温が上昇しているのか、グラフと数値で見ていきましょう。

temp1876-2013.gif
 上記のグラフは、気象庁の各種データ資料から、過去の気象データ検索へ進み、東京都(東京)の毎年の値を抽出したデータから作成しました(クリックすると拡大図になります)。

 東京の毎年の「日平均気温」を選択し、1876年から2013年までをグラフ化。青線が毎年の日平均気温で、赤線が線形近似曲線です。青線でも大まかにわかりますが、赤線でははっきりと気温が右上がり=温暖化しているのが分かります。

 どれくらい温暖化したのか、簡単に計算してみました。1881〜1890年の日平均気温の10年平均値は13.6度。2001〜2010年の日平均気温の10年平均値は16.6度。120年の間に3度、気温が上昇したことになります。おおまかに40年に1度上昇したと考えてもいいでしょう。

 これだけ温暖化していれば、夏季うつ病の人にとってはキツイ状況が深刻化していくと想定されます。

 冬季うつ病も困りはしますが、夏季うつ病の食欲減退・不眠というのは体調管理が難しくなり、より辛いものに感じます。

 熱中症の心配もあります。みなさん、少しでも健康に過ごせるよう、暑さと無茶に戦わないようにしてください。。。


by はたけ(^ω^)さん | うつ病や心の病について2 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月16日

トラウマ

トラウマ・・・一般には 『心的外傷』 といわれています。

この用語はフロイトが提唱したもの。

 フロイトは外見的・身体的な外傷とは別に、心的な外傷によって精神的な疾患を引き起こすという意味合いで、トラウマ(trauma)という単語を使いました。

 ただ英単語のtraumaは、外見・身体的な外傷の意味も含むため、心的外傷を示唆する場合は、『emotional trauma / psychical trauma』 と言います。
 

 精神的に強いダメージを与え続けるトラウマ。阪神大震災の時など、トラウマによるPTSDといった疾患が注目された事もありました。戦争・犯罪・災害・虐待・・・強烈な精神的ダメージを記憶に焼きつけてしまった被害者側にとって、苦痛極まりない非可逆的な現象です。
 
忘れたくても忘れられない。
それがトラウマなんです。

 
 
>>私の場合は・・・

by はたけ(^ω^)さん | うつ病や心の病について2 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年01月04日

正月うつ病?

え〜、タイトルには 正月うつ病 と書きましたが、

これは筆者が勝手に呼んでいる現象(?)でございます雪


と、いいますのも、昨年の三箇日で筆者は急激な鬱病特有の落ち込みを経験し、また今年も些細なことで、鬱に落ちそうな微妙な状態にありますふらふら

 
筆者だけの現象ならば、正月うつ病 などと命名いたしません
(命名できる立場じゃぁございませんが)。昨年の掲示板の会話でも、正月にうつ状態、抑うつ気味だという話も出ました。

そして、正月というのは、目出度い時期でもありながら、鬱症状を起こしやすいファクターがあると考えるようになりました・・・
本 
 
 
>>正月うつ病のファクター

by はたけ(^ω^)さん | うつ病や心の病について2 このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年07月02日

バイオウェザー(健康予報)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。先週は波があるものの、比較的穏やかな日々を過ごせた、はたけでございます。

ところが昨日あたりから、億劫モード、ちょっと頭痛付きという状態です。

やっぱり、天気が悪いからかしらん・・・



サイト・うつ病治療.comで、気象変動とうつ症状について 各天候要因のグラフつきで、梅雨時期などはうつ病の症状も不安定・低迷してしまうようだ・・・と書きました。

では、実際の天気予報ができるのだから、気象要因をパラメーターにして、うつ気分ストレスなどを計算し、予報することも出るんじゃないか・・・なんて思っていたのですが・・・


そんな、うつ気分・体感ストレスなどを、天気予報と一緒に 健康予報 も発行している、便利サイトを見つけましたひらめき
 
 
>>その名も、バイオウェザー(健康予報)

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2007年06月17日

ネット・ゲーム中毒を精神障害に分類!?

 現在、世界的に使用されている、精神疾患の診断と統計の手引き(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders) 略してDSMはアメリカ精神医学会が定めていて、1952年に初版が出てから、2000年のDSM-W-TR(第四版の増強版)が発行されています。

 日本の病院では、うつ病統合失調症などを診断する上で、日本独自の研究結果や医師らの治療歴という、日本独自の治療法というのも根強くあるところもあります。。。しかしながら、現在ではこのDSM診断ガイドラインも優先的に使われているのも事実で、診断病名の判断や、治療薬の選定などは、上記のような日本独自の治療法メリットとDSMなど世界的ガイドラインの両方を検討しているケースもあります、・・・そこは医師のさじ加減が絶妙に働いているわけなのですよ・・・。


 さて、日本独自の治療の歴史に関しては、資料不足で1患者の私のもとには具体的資料はないのですが、DSMに関しては、世界中の研究結果(論文)も加味されたアメリカ発信のガイドラインとして、50年以上の歴史があります。来る2011年には第5版、DSM-Xも発行される予定だそうです。

 逆に考えると、うつ病統合失調症などの歴史は、脳神経科学的に明らかになってきたのは確かに近年ではありますが、その存在やストレスが原因であることや、どの治療薬が効果的かなどは、各国で様々な治療の歴史があります。その歴史に比べたら、50年の間に4回以上の改定をしている、つまり頻繁に診断ガイドが改変されるDSMは、オールマイティーなガイドラインと考えるのは時期尚早であり、むしろ人格障害や細かい病名が、どんどんと付け加えられ、病気の細分化が行われているほどで、まだまだ精神医学・精神病のガイドラインとしては発展途上にあるツールとも考えられます。

 (実際の医療現場でも、DSMやICD-10や日本古来の診断基準を、単体で診断に使うよりも、これらを複合的に使用しているのが現状だと思われます。一参考例として、うつ病に関するDSM-Wの診断ガイド をリンクしておきます)

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 さて、本題でありますが、来る2011年に発行されるDSM-Xに、ネット・ゲーム中毒を精神障害に分類するという強い提言が行われました。 
 
 このブログをご覧になってる方がいるわけですから、読まれてる方は何かしらの形で、インターネットに接続しているわけですね。パソコンだけでなく、携帯メール・ネットなどとても身近なものになっています。またゲームに関しても、TVゲームからネット上の仮想ゲーム、携帯アプリとしてのゲームと、様々なものがあります。

 インターネットやゲームに、皆さんはどのくらい時間を費やしていますか?
 もしかすると、中毒、のレベルになっているのかもしれません。。。
 そう考えると、怖いですね〜。
 うつ病だけでも厄介なのに、他にも病名が付加されるかもしれません。。。
 とはいっても、アルコール中毒のように、病的=中毒の状態を指示しており、
 日常・社会生活を送る上で障害があるレベルが、精神病として扱われる。
 そんな時代が、来るかもしれません・・・。
 
 

>>実際にネット・ゲーム中毒で死亡事件も出ている

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2007年06月13日

いのちの電話 実情は・・・


皆さんもニュースや新聞などで、1度くらいは聞かれたことがあると思います。
私も1度かけたことがあります。
でもつながりませんでした。
それだけ需要があるのでしょう。


いのちの電話はボランティアによって運営されています。
でも、ボランティアといっても、誰でもなれるわけではありません。
2年間の養成訓練を受けて、(研修費用は自腹です)、さらに認定審査を受けて、
合格した人がボランティア(無償)で、電話相談員をしています。


いのちの電話にかけても、つながらない・・・
切羽詰まった時に、誰かに話を聞いてもらいたい、そういう人たちの命綱になっています。
けれども、ボランティアだけでは、今は、対応しきれない状況もあるようです。
 
 
>>いのちの電話が苦境

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