タイトルの通りなのですけどね、母の脱毛が減りつつあります。育毛剤も頑張ってつけてはいますが、減薬の効果の方が大きいでしょう。
前回も書きましたが、母も私同様、バルプロ酸ナトリウムを飲んでいて、バルプロ酸による脱毛が病的なほど酷かった時期があります(※私自身は脱毛と言う副作用は出ていません)。
1回のシャンプーで排水溝を見ると、ビッシリとモジャモジャっと髪の毛が詰まっている時が病的と言うならば、今は1週間で排水溝の一部に指でつまめる程の量が詰まるくらいです。
母のバルプロ酸の処方量の経緯ですが、今年の2月までは800mg。3月から8月が1000mgと増薬され、私が母の入浴介助を始めたのが7月で脱毛の酷さを知ったのがその頃です。
9月末の血液検査で母の血中アンモニアが高かったため、主治医さんはバルプロ酸を減らしました。バルプロ酸による血中アンモニアの高まりで意識障害を起こすことがあるため、妄想が酷い母には1000mgのバルプロ酸は特に危険と判断されました。
9月末はまだ、脱毛は酷かったのですが、11月に入ると母の脱毛が上記のようにモジャモジャ量から一つまみに減りました。
たかが200mg減で、こんなに変わるもんなのか!と驚いたくらいです。
一応、シャンプーの仕方にも若干は気を付けています。
よくお湯で予洗いをすること。シャンプーを泡立ててから頭につける事。泡を頭に付けた後、すぐゴシゴシするのではなく、少しお湯をかけて頭皮に水分を多めにして、シャンプー時の摩擦を減らすことです。
少しビシャッと感があるモコモコの状態で洗うと、頭髪どうしの摩擦が減り抜け毛が少な目になります。
もし、副作用による頭髪の脱毛にお悩みの方がいらっしゃったら、参考にしていただければ幸いです。
あとは育毛剤を継続して、発毛を促してあげることくらいしか出来ません。幸い、母は育毛剤を付けると気持ちが良いし、髪に腰が出て来たと気に入ってくれたので、根気よく続けていくつもりです。